画像処理班

企画概要

我々はなぜコンピュータが便利で役立つと思うのでしょうか。1つの理由として、人間にとって複雑で面倒なこと、不可能なことをしてもらえるからというのが挙げられます。例えば人間の仕事を代替してくれるロボットを作るとしましょう。このとき画像をコンピュータで扱うことは、ロボットの「目」を作ることに相当します。

しかし人間が簡単にできることが、コンピュータにとっても容易とは限りません。例えば人間は猫の写真を見て即座にそれが猫であると理解しますが、コンピュータには2次元に広がる数字の羅列にしか見えません。正しく画像を認識するには、人間がひと工夫する必要があるのです。この工夫こそが画像処理という言葉が指す技術です。

今回は先人の「ひと工夫」を活かして、手書きの数式を認識して計算する電卓と、現実空間には存在しないギターを弾けるシステムを製作しました。ぜひ会場で体験して、画像処理技術の可能性を感じてください。

展示紹介

Kinectによるエアギター

Kinectから取得した関節位置をもとに画面上の3Dモデルやエアギターを動かし、さらにジェスチャーを検出することでギターの音を鳴らす実演を行っています。

手書き数式自動認識電卓

多くの文字例をコンピューターに「学習」させることで数式を認識し、自動で計算してくれるように実装した電卓を展示しています。

手書き認識電卓の実演例
手書き認識電卓の実演例

今年の計数工学科画像処理班の展示の1つは、手書きの文字を認識し計算してくれる電卓です。この展示は実際にPC上で試すことも可能です。 ところで文字認識を可能にする背景には、「機械学習」なる理論が隠れています。当日はわかりやすいポスターとともに、班員が丁寧にその理論を解説いたします。

もっと詳しく

理論冊子
エアギター
手書き文字認識電卓

ポスター
エアギター
手書き文字認識電卓