シミュレーション班

企画概要

 シミュレーション(simulation)とは実際にやってみることが困難な問題について、その問題の条件や制約を保ったまま模型やプログラムを用いて再現することです。これにより扱うことが困難であった問題の評価および分析を容易に行おうとするものです。

シミュレーションにおける最も重要な過程は「実際の問題をより忠実に再現すること」、言い換えると実際に起こる現象を数式を用いてより良く表現することです。なぜなら再現度の高さが直接、問題の評価・分析の正当性につながるからです。ここがシミュレーションを行う上での難しい点でもありまた面白い点でもあります。

しばしばモデリングとも呼ばれるこの手法を私たちの班では3つの身近な例に適用しました。具体的には”害虫の駆除”、”待ち行列”、”速度違反の取り締まり”についてシミュレーションを試みました。ぜひみなさんにはゲーム要素も交えながらシミュレーションに親しんでいただければと思っています。コンピューター上に再現された現実をどうぞ見て行ってください!

展示紹介

待ち行列理論

私達の身の回りで起きている行列について、「良い並び方」を調べるべくシミュレーションを行い、結果をコンピュータ上で再現しています。

害虫駆除ゲーム

害虫の発生、行動、駆除をロトカ・ボルテラのモデルによりシミュレーションし、実際にゲームで楽しんでいただくと同時に、その理論を目で見える形で展示しています。

害虫駆除ゲームの画面例
害虫駆除ゲームの画面例

殺虫剤の使用がかえって害虫の増加を引き起こす不思議な現象が知られています。その背景には天敵との相互作用などを含む様々な要因が考えられており、複雑な挙動を数理モデルで解析する研究がなされています。シミュレーション班の一つの展示ではそうしたモデルを楽しく体験できるゲームを作成中です!

もっと詳しく

理論冊子
待ち行列
害虫駆除

ポスター
待ち行列
害虫駆除