当日の様子~物工展示編~

こんばんは!工學博覧会に来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

当日はたくさんのお客様にご来場いただき、大盛況の内に幕を下ろすことができました。当日の実験の様子を写真に収めましたので、その一部をご紹介したいと思います。

今日は物理工学科の展示である、プラズマ班、物性班、電磁波班の当日の様子を載せました。

五月祭写真_1

プラズマ班のプラズマボールは暗闇の中に置くと一段と映えますね。他にもヤコブの梯子やテスラコイルなど高電圧を使ったスリリングな実験を披露していました笑。直前まで調整が難航していたようですが、無事展示ができたのでほっと一息です。

五月祭写真_4

物性班の超伝導実験は安定の人気でした。ねじれた輪の上に並べられた磁石のレールの上を駆け巡る超伝導物質、皆さんも見ることができましたか?

五月祭写真_5

同じく物性班の偏光板の実験は、家にインテリアとしても飾りたい偏光板のステンドグラスが印象的でした。偏光板神経衰弱も中々に頭を使うゲームでしたね。将来偏光板神経衰弱がはやる日が来るかも知れませんよ笑

五月祭写真_2電波班では真空管をつかった展示やモールス信号での交信など、電波や光を使った様々な展示がありました。手作りの装置が展示内容と見事にマッチして、とても見応えある展示に仕上がっていたかと思います。

近日中に計数工学科の展示の様子も載せるので、ぜひご覧下さい~!

当日の企画のご案内

さて、ここまでブログを読んでいただいた方、ありがとうございました。

お時間がありましたら、当日もぜひ会場に足を運んでいただければ幸いです。この記事では当日のご案内をさせていただきます。

企画公開時間は両日とも入場が9:00~16:00、17:00閉室(予定)となっています。

map

 

「工學博覧会」の会場は上の地図の青丸部分、工学部エリアの工学部6号館になります。(正門を入って左に折れ、スターバックスがある11号館の前の道路を右に曲がって正面に見える煉瓦造りの4階建ての建物です。)

赤矢印の場所(正面玄関)が入り口になりますので、そちらからお入り下さい。工学部2号館側の扉を含め、それ以外の扉は基本的に開放していませんのでご注意下さい。

地図が小さくて見にくいという方は五月祭委員会の公式HP(https://gogatsusai.jp/88/visitor/campus/#campusmap)にキャンパスマップがアップロードされていますので、ぜひそちらでも確かめてみて下さい。

皆様のご来場をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

前日準備の様子

みなさん、こんばんは!いよいよ明日から五月祭ですね。天気予報では2日とも天気が崩れることはなさそうなので、一安心です。

さて、今日は前日準備でしたのでその様子を少しばかりご紹介したいと思います。

普段様々な授業を受けている教室もこうして暗幕を貼ってみると展示会場の雰囲気が漂ってきます。今回の展示は、工学部6号館2階と3階を使った大規模なものなので、設営も手分けしながら行っています。

前日準備1

 

こちらはある会場の黒板の様子です。「工學博覧会」の文字が大きく書かれいよいよ五月祭だという雰囲気になっていますが、その横に物理の方程式があったり、誰かの似顔絵だったりが書かれていたり、落書きコーナーができていますね笑

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展示室の外に目を向けてみると、階段にはたくさんのビラが貼ってあります。こうして規則的に貼ってみると中々きれいなパターンができました。因みにこれも何種類かパターンを作ってみたので、ぜひ会場の外でも色々なものに目を向けてみて下さい。

 

展示紹介(6) プラズマ班

さて、いよいよ五月祭の展示紹介も最後となりました。今回はプラズマ班の展示紹介です。

プラズマ班では「プラズマ」に関する様々な実験を展示しています。

そもそも「プラズマ」とは何でしょうか。物質には「固体」「液体」「気体」の3種類の状態があることはよく知られていますが、プラズマはいわゆる「第4の状態」と呼ばれるもので、エネルギーが高く原子核と電子が分離して自由に飛び回っている状態のことです。

プラズマは実はとても身近な存在です。自然界ではオーロラ、雷、そして炎も実はプラズマなのです。そして空気清浄機や様々な加工技術などにも、幅広くプラズマが応用されています。

今回の5月祭の展示ではプラズマを見て、聞いて、触って楽しんでもらう展示を用意しました。

plasma

まず「見て」についてですが、プラズマの一種である炎に高電圧をかける実験を行います。炎に何が起こるかぜひ見に来てください。

次に「聞いて」についてですが、テスラコイルという超高電圧発生させる装置で空気をプラズマ化させ、そのとき発生する音で音楽を演奏します。プラズマが発するパワフルな音をお楽しみ下さい。

最後に「触れて」についてですが、電球に高電圧をかけて内部にプラズマを発生させるプラズマボールというものを展示します。見ているだけでも幻想的で楽しいのですが、手で触れてみると面白いことが起こります。

その他にもたくさん面白い展示を用意しています。ぜひお越し下さい!

展示紹介(5) 電磁波班

こんにちは、電磁波班の渡邊です。
「電磁波」というと聞き慣れないかもしれませんが、電磁波の一種である「電波」や「光」などというと皆さんも身近に感じるのではないでしょうか?
そうはいっても、例えば、皆さんは次のようなことを知っているでしょうか?
・普段何気なく耳にするラジオ。一体、どのようにして信号が送られてきているのでしょうか?
・電波時計を持っている方も多いと思いますが、その電波はどこから出て、どのように時計まで伝わるのでしょうか?
・携帯電話は水中では通話できないのに、潜水艦は水中でも電波で通信ができる。この差は一体何故なのでしょう?
知らない方は、ぜひ展示を見ながらその答えを見つけてみてください。知っている方も展示やポスターを見て解説を聞いてみると、きっと新しい発見があると思います。
さらに今回の展示の一つでは、実際に日本中(もしくは世界中)から飛んでくる信号をお聴きいただきます。それだけでも、電磁波の世界のスケールの大きさを実感していただけるでしょう。
当日はぜひご来場ください!お待ちしています。

展示紹介(4) 画像処理班

こんにちは、画像処理班です!展示紹介もこの記事でいよいよ折り返しです笑
今回は画像処理班の展示を紹介させていただきます。
画像処理とは画像をコンピュータ処理する技術全般を広く指す用語で、最近良く聞くバーチャルリアリティ、さらに自動運転やドローンにもその技術が用いられています。
gazousyori1
今回の展示では「ARピンボール」というゲームを用意しています。ARというのはAugumented Reality、日本語では拡張現実と訳される、現実に情報を付加する技術を指し、最近人気のプロジェクションマッピングなどに用いられています。
「ARピンボール」では、ボード上に架空のボールを投影し、加速や減速などのエフェクトを自由にかけることのできるマーカーを用いることでボールを操作することのできる、バーチャルピンボールゲームで遊ぶことができます。
画像処理班では他にも、動きによってオーケストラの曲のテンポや照明を操作できる「体験型オーケストラ」という企画も用意しています。どちらも画像処理の技術を遊びながら体感できるように工夫しましたので、ぜひ遊びにいらしてください。gazousyori2

展示紹介(3) アルゴリズム班

こんにちは!今日のブログの担当はアルゴリズム班です。今回は、迷路に関する展示について紹介します。

皆さんは、「アルゴリズム」という言葉を知っていますか?「行進」や「体操」以外では馴染みがない単語かもしれませんね。アルゴリズムとは、問題を解くための手順のことです。計算機に問題を解かせる時、どのように問題を解くかをプログラムに「教える」必要があります。解き方によっては問題を解くのに非常に時間がかかるかもしれませんし、解き方に不備があればいつまで経っても解けないかもしれません。

本展示では、迷路を題材にして迷路のさまざまな作り方・解き方を視覚的に理解していただこうと考えています。文字で説明すると堅苦しくて分かりにくいようなことも、アニメーションを交えることでとても簡単に理解することができると思います。

meiro1
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(※画像は開発中のものです)

例えば迷路を解くことを考えた時、いろんな方法が思い浮かぶと思います。右手の壁に手をつけながら歩いていく方法、がむしゃらに進んでみて行き止まりに着いたら引き返して別の道を行く方法など、さまざまな方法が考えられます。展示プログラムでは、このように人間にも分かりやすい方法からプログラム特有の方法までさまざまな方法を紹介する予定です。

迷路の生成・探索に関するアルゴリズムはさまざまなアルゴリズムの基礎となるものです。五月祭ではぜひ迷路を通してアルゴリズムの奥深さを体験しましょう!

見えない神経衰弱(物性班)

先ほどの記事にあった「偏光板を使ったゲーム」、一体どんなゲームなの?と気になった人も多いかと思います笑 この記事ではその科学を使ったゲームを取り上げてみましょう。

多くの人がトランプの「神経衰弱」で遊んだ経験があると思います。あれって自分が選んだカードの数字が分かりますよね。ここで,自分が選んだカードの数字(または,それに類する情報)が「直接には」分からないようにすれば,推理や戦略の要素が生まれて,神経衰弱はよりおもしろい遊びになると考えました。

工學博覧会での展示を視野に入れて,今回は偏光の性質を用いてこれを実現しました。遊び方や試遊動画を以下のサイトにて公開しています。また,工學博覧会当日にも,遊び方の説明を印刷したものを用意していますので,ふと気になった人もぜひご参加ください。 

見えない神経衰弱:http://coscon.hatenablog.jp/

展示紹介2 物性班

はじめまして、物性班班長の武重です。

物性とは、文字通り「物」の「性質」を意味しています。例えば、どれだけ良く電気を通すか 、磁石を近づけた時にどう反応するか 、などが分かりやすい例だと思います。この物性についての理解を深めることで、私たちの生活はますます便利になってきました。私たちのパソコンやスマートフォンの中にある半導体、リニアモーターカーに使われる超伝導体。こういったものを今 、利用できているのは、物性につ いての理解が深まってきた結果といえるでしょう 。ノーベル物理学賞も、最近では 2 年 に 1 度くらい の頻度でこの「物性」の研究に与えられているほど、この分野の進歩は著しく、私たちの生活に与える影響も大きいのです 。

今回の 5 月祭展示では、こうした物性について、皆さんに見たり触れたりしながら知ってもらえるような実験を多数用意しました。

なんといっても 1 番の目玉は超伝導です。名前は知っていても、実際に目の前で見たことのある人は、意外と少ないのではないでしょうか。超伝導体が磁石のレールの上に浮上したり、逆に磁石のレールにぶら下がったりしながら、動く様子をぜひとも生でご覧ください。

超伝導リニア

また、小学校の実験でもよく目にする磁石についての実験も複数用意しました。皆さんも磁石に鉄のくぎやクリップをくっつける実験はやったことがあるのではないでしょうか。今回は、この磁石にくっついている鉄 を加熱すると、鉄が磁石にくっつかなくなってしまう様子や、さらにグラファイトと呼ばれる炭が磁石 の上に浮くといった、普段はあまり目にすることができないような、磁石の実験を用意してみました。

今回、もう 1 つ力を入れているのが交差応答と呼ばれる物性です。「交差応答」と呼ばれる現象をうま く使うことで、足踏みしたり手で押したりするだけで発電ができる装置や、お湯と水との間に挟むだけで発電できる装置などが作られたりしています。「交差応答ってなんなの?」、と思った方、面白い実験 とともに、わかりやすく説明しますので、ぜひ当日足を運んでみてください。

物性について理解したり研究したりする中で極めて重要な役割を果たす「光」についての実験も用意しました。液晶ディスプレイをはじめとして、様々な場面で応用されている偏光板を用いた実験などを用意してあります。偏光板を用いたゲームも用意してあります。これについては、次の記事で詳しく説明します。 そのほかにも、様々な実験を用意しています。これだけの実験を一度に見ることのできるまたとない機会です。ぜひお楽しみ下さい。

展示紹介(1) シミュレーション班

こんにちは(^^)/ トップバッターを飾らせていただくことになりましたシミュレーション班です!今回は、シミュレーション班の展示について紹介したいと思います。

シミュレーション班では名前の通り、いろいろなもののシミュレーションを展示しています。シミュレーションとは、コンピュータを使って何かの現象を再現することです。例えば、展示の一つでは、下の画像のように魚の群れを再現しています。

魚

どうして、わざわざこのようにコンピュータ上で現象を再現するのでしょう?1つは、その現象を自分たちで再現することで、よく理解できるようになることです。例えば、どういうルールを設定すれば、魚の群れを再現するのに十分なのかが分かります。あるいは、パラメータを変化させたり、外敵が近づいてきたときにどういう動きをするのか観察することもできます。

バス

もう1つの理由として、実際に実験するとお金がかかりすぎるというのがあります。展示の1つでは、バスの運行シミュレーションしています。この展示では、どういう運行計画にすると一番待ち時間が短くなるかを実験して遊ぶことができます。もしこれを現実のバスでやったらお金もたくさんかかるし、たくさんの人に迷惑を掛けてしまいます。でも、コンピュータ上なら好きなだけ遊ぶことができます。

分岐図

当日は他にもロジスティック写像、動力学的構成、採餌行動など色々なシミュレーションを展示しています。どれも触ったり見たりして楽しめるものになっているのでぜひお越しください。

これから五月祭に向けてどんどん他の班の紹介が続いていきます。お楽しみに!